夏とクーラー |
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夏とクーラーの話 |
夏とクーラーの事情 |
| 東京の夏はクーラー無しには過ごせない人も多いと思われるが、今年はクーラー無しで過ごせた。僕は2階に寝ているが、1階よりも暑いにもかかわらずである。 もともと汗っかきではあるが、暑さには強い。というより夏に汗をたくさん出しておかないと、冬に風邪が引きやすくなるようだ。夏の汗で溜まった毒素を出すのが重要である、と言われている。で、かなり我慢してすごした。 上海の夏は東京と比べて体感で2〜3度高い。鹿児島市と同じ緯度と思えばうなずけるが、旅行者にとってはクーラーなしでは考えられない。一度泊まっていたホテルのクーラーが故障で止まったことがあった。 こりゃ困ったな、と思ってフロントに電話したところ、約10分後に技師が来て直していった。その技師は真夏なのに工員服を着ていたので、何と手回しの良いのかと驚いた次第。待機していたのか、あるいは店がこの近くにあったのか。3ツ星クラスの安ホテルなのにこの対応の早さには驚いた。 別のホテルではトイレの水が流れなくなったことがあったが、これも対応が早かった。上海は他の中国の都市と少し違うように思えた。
夏の夕暮れ時、家の前にテーブル、椅子や簡易ベットを持ち出し、涼んだり、食事をしたり、自分勝手なスタイルで読書をしたり、友人と談話したり、孫をあやしたり、あるいはトランプや中国将棋やマージャン等をしているのを見るとうらやましい限りだ。 東京の下町でもこういう風景が見られるが、上海の方がより徹底していて、自由にやっている。一昔前の東京でも同じことをしていたのではと思うが、民族性の違いも有るのかもしれない。 もっともこれらの状況はマンション住まいでは無理で、夏に限っているものでなく、古い集合住宅のある下町にはよくある風情である。 人の住んでいないような壊れそうな古い家の外壁を見ると、クーラーなんかが取り付けてあったりする。こういう壊れかけた家でも人が住んでいるのだ。寝苦しい夏の夜を避けるのに、クーラー必須の人が多くなってきたといえる。 地球温暖化の傾向が強まる中、今年の上海の夏は過去100年の観測史上、もっとも暑い夏であった、との気象台の発表があった。 これを考えるに既に中国は、高度経済成長とモータリゼーションの進展により、エネルギー需要が増大し、世界第2位の1次エネルギー消費国になっている。今後エネルギー資源の効率化と環境対策が急務とならざるをえない。 |
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