携帯電話 |
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携帯電話について |
中国国内で利用の携帯電話 |
| 中国に行っても携帯電話があると何かと便利である。特に出張者とか、ビジネスには必須であるといえる。しかし日本と中国では携帯電話の通信システムが違う。 日本国内でも、携帯電話事業者ごとに提供している通信システムが異なる。例えば主な携帯電話事業者が提供している通信システムは、 1.NTTドコモ ・800MHz PDC(mova) ・1.5GHz PDC(旧シティフォン) ・2GHz W-CDMA(FOMA) 2.au ・800MHz CDMA ・800MHz CDMA2000 1x 3.ソフトバンク(旧Vodafone) ・1.5GHz PDC(ボーダフォン携帯電話) ・2GHz W-CDMA(SoftBank 3G ) である。 「FOMA」はNTTドコモが提供するW-CDMA方式のサービス名称であり、「SoftBank 3G」はソフトバンクが提供するW-CDMA方式のサービス名称である。サービス名称は異なるが、どちらも同じW-CDMA方式である。ただauが運用するCDMA方式はNTTドコモやソフトバンクが運用するW-CDMA方式とは方式が異なる。 ところで、GSMとはGlobal System for Mobile Communicationsの略で、ヨーロッパやアフリカ、アジア、オセアニアなどを中心に、140以上の国や地域で広く利用されているヨーロッパ生まれのシステムである。 周波数として900MHz帯を利用するGSM900がもっとも一般的であるが、国や地域によっては1.8GHz帯を利用するGSM1800や1.9GHz帯を利用するGSM1900もある。ドコモのワールドサービス、WORLD WING(ワールドウイング)で貸し出している携帯電話はGSM対応端末だ。GSMシステムは日本では運用されていない為、利用できない。 CDMAOneは米国で生まれたシステムで、米国標準規格IS-95により規定されている。主に米国、カナダ、香港、韓国、オーストラリア、日本などに導入され、国や地域によりそれぞれ利用する周波数帯が異なる。同じCDMAOne規格でも国や地域が変わると利用できない。DMAOneの発展形であるCDMA2000 1xは、auで利用されている。 一方、中国では携帯電話市場の9割が第2世代(2G)のGSM方式だ。CDMA(cdmaOne)は1割にも満たない。従って中国で携帯電話を利用するためにはGSMもしくはCDMAOneに対応する携帯電話を利用する必要がある。 3G については、すでに、チャイナ・モバイルからW-CDMAのサービスが、チャイナ・ユニコムからCDMA2000 1X、1xEV-DOのサービスが提供されている。 中国では基本的に約2億5千万のユーザー数をもつチャイナ・モバイル(中国移動)と、その約半分のユーザー数をもつチャイナ・ユニコム(中国聯通)の2社で市場を分け合っている。 更にこれらの3G方式とは別に、中国の3G方式(中国が知的財産権を保有)であるTD‐SCDMAがある。このTD-SCDMAは中国の通信史上でもめずらしく、中国から提案され勧告化(標準化)された、歴史的な無線インタフェースであるため、中国政府はTD-SCDMAによる商用サービス開始に向けて、国をあげて積極的な取り組みを展開している。 このTD-SCDMAは、W-CDMAやCDMA2000のように、上りと下りの通信に異なる周波数を使用するのではなく、同一の周波数を時間的に分割し、「上り」と「下り」を交互に切り替えて通信する双方向通信方式である。W-CDMAなどと比較して、時分割でユーザーを管理でき、周波数効率がよいところから、北京や上海のような大都市に向いた方式といわれている。 このように、日本と中国では携帯電話の通信システムが違うので、対応するシステムに合致しなければならない。実際、中国で用いたくなった場合、選択枝としては、 1.レンタル・・・行く回数が少ない人向き 2.グローバル機・・・行く回数が少ない人向き 3.日本での番号取得、買取・・・比較的行く回数が多い人向き 4.プリペイド・・・中国居住者や比較的行く回数が多い人向き 5.中国での番号取得、買取・・・中国居住者向き が挙げられる。 この内まず挙げられるものとしてレンタル式がある。年に数回しか行かない場合、レンタル式で十分である。しかし比較的頻繁に行く場合で、しかも中国に定住所が無い場合、このレンタル式は不便と感じる時がある。 理由としては番号が行くたびに変わることである。前と同じ番号にできる会社もあるが、毎回確実とは限らない。更に携帯電話機の受け渡しが面倒である。行きの場合、アタフタとしており時間的に余裕が無い場合が多いので、受け渡しに時間をとられるのは痛い。宅急便で送ってきてもらうようにしても、留守の時は受け取りが出来なくなる可能性があり、ヤキモキする。また返却の時、遅い便だとショップが閉店となり、宅急便で送らねばならない。 ところで海外旅行が盛んなご時勢、グローバル機能の携帯電話に人気がある。が、中国では日本と違い、着信側にも料金の支払い義務が発生する。着信料も、日本から国際転送をするため高額になる。従って受信するのに恐怖感さえある。 またグローバル携帯電話機へは、国際通話ができない電話からは通話できない。当然現地の相手がかけるとき、日本への国際通話料となり迷惑をかけることになる。更に盗難や紛失した場合、日本での番号を変えなければならない。 僕はこのグローバル機の欠点を知らなかったが、上海で中国人の友人の友人が、「あの日本人の携帯へは連絡の電話をしたくない。」、と言ったのを、僕の友人は、「大丈夫!用いてる携帯電話はグローバル機ではなく、国内機と同じであるから心配しなくていいよ。」、と話していたのをチラッと聞いたからだ。僕はその時はグローバル機ではなく、中国国内用の携帯電話を使っていた。
中国はGSM対応国であるから、SIMカードとGSM携帯電話機を購入する必要ある。僕はこの両者をG-Call社という電話会社から購入した。他にも売っている会社はあるが、当初ここからレンタルしたこともあり、G-Call社にしたのである。 加入料は不要であるから、中国での支払口座や、保証金も不要。月の基本料金は無いので、支払いは利用した通話料のみである。従って中国に行かなければ、料金支払いは発生しない。(注!諸般の事由にて2007年2月1日の申込分より、 新価格での販売をせざるを得ない状況となったそうです。 )通話明細書も当然、日本の住所に送られてくるので、この電話番号は何日に奴と話したものだな、とチェックし易い。ただ中国国内の携帯と比べると通話料が高い設定となっている。また1年未満の解約はペナルティーがある。 購入したCGM携帯電話機はカメラが無い、ノキアのシンプルな携帯機であった。これに番号を振り当てられたSIMカードが付いてくるのである。番号は下4桁が3939といい、なかなか覚えやすい良い番号であった。 簡単な操作方法が書いてある日本語のマニュアルがついているので、発信受信については問題ない。より高度の操作方法は、英文、中文のマニュアルが付いているので、これをを読む必要があった。中文のメールの送信、漢字の入力方法については、通常の中国入力であり、慣れれば簡単にできる。が、分かるまでにはかなり繰り返して行った。 この携帯電話機は確かに便利であった。名刺に携帯番号を書くことが出来るし、連絡先は前と同じだよ、で通じる。着信から登録してあれば、僕からの電話であるとすぐ分かる。更にいろいろな登録機関に携帯から登録できることである。 例えば携帯番号でホテル予約システムに登録できる。このシステムの宣伝冊子はタクシーのチラシポケットに置いてあったり、町で店員が配っているので容易に入手できる。この冊子の申し込みIDやらを電話し、自分の携帯番号と、自分用に作った発音しやすい中国の姓名を、オペレーターに話し、登録するのである。 このホテル予約システムは便利であった。郊外区のある町のホテルを捜してもらう。オペレーターと話しながら出来るので、「もっと安いのないの。」、とか聞ける。いいのがあれば予約すると、予約の確認内容が携帯にメールで送られてくるのである。×月○日、予約完了。○○賓館、住所、電話、価格等である。このメールをタクシーの運転手に見せれば連れて行ってくれる。 ある時、友人が自分の携帯電話が故障したからと言って、僕の携帯電話を取り上げ、中のSIMカードを入れ換えて電話していた。こういうことも出来るのかと、日本の従来の携帯電話しか知らなかった僕は、SIMカードの便利さを目の当たりにしたのである。 ただ、日本の携帯電話の場合、特定の電話会社のSIMカードでしか使用できない様にSIMロックがかかっている場合があるので、アンダーグラウンドで解除してもらう必要がある。 また他の選択肢としてプリペイド式の携帯電話がある。これも頻繁に行く人に好評である。何しろ通話料が中国国内と同じ安価である強みがある。ただし、カードには有効期限があるので失効には注意を要する。 旅行者として使用する場合、携帯電話の通話料のみで比較すると、利用の会社によって若干異なろうが、大雑把には次のようになる。むろん最終的には、利用頻度、利用期間、通話条件、電話機をレンタル又は購入する場合にはレンタル価格又は本体価格、その他基本料金や付随する料金など総合して勘案し、選択せねばならない。 (安い) プリペイド < G-Call 、レンタル < グローバル (高い) |
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